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Date: Wed, 5 Sep 2012 04:08:21 +0900
From: KANAMARU Toshiyuki <kanamaru@hi.h.kyoto-u.ac.jp>
Subject: [PSJ-News:00036] 「語用論の発達と神経基盤を探る(2)」のお知らせ
Sender: t.kanamaru@gmail.com
To: psj-news@pragmatics.gr.jp
Message-Id: <CANFDrep93mvaVt2YHxb+t=awbHf9QX_n=q3V9FDJ_Wc4GsPgcg@mail.gmail.com>
X-Mail-Count: 00036

日本語用論学会の皆様

京都工芸繊維大学の田中廣明先生よりご紹介が
ありましたので、会員の皆様にご案内をお知らせいたします。

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皆さま

昨年度の日本心理学会の大会では、
WS070「語用論の発達と神経基盤を探る」に
足を運んでくださり誠にありがとうございました。

本年度も引き続きこのワークショップの開催を
企画いたしておりますのでご案内を申し上げます。

中村太戯留・松井智子・内海彰


【お知らせ】
http://www.jpa2012.net/program/pdf/p011-045.pdf
WS057

日時:9月12日(水)10:00〜12:00
部屋:10310 (専修大学 生田キャンパス;小田急線「向ケ丘遊園駅」が最寄り)
テーマ:「語用論の発達と神経基盤を探る(2)」

企画趣旨:
語用論とは“われわれ人間が,他人の言うことを聞いてその話し手が伝えたいと
思っている意味を理解できるのはどうしてか”を研究 する学問と考えられている
(Wilson & Wharton, 2009)。特に,話し手が文字通りの意味とは異なる意味を伝
えたいと思っている場合には,文脈情報を手掛かりとしてその意味を推測する必
要 がある。また,必ずしも話し手が伝えたいと明確に思っていなくても,聞き
手は文脈情報やプロソディ情報などを手掛かりとして意味を構成す ると考えら
れている。このワークショップでは,文字通りの意味ではない意味の理解のプロ
セスで脳がどのように活動しているのか,それはどのように発達して いくの
か,またその活動部位が障害をうけるとどのような影響がでるのかについて神経
科学の視点および発 達研究の視点から考察を深めていきたい。具体的には,比
喩,皮肉,嘘,ユーモア理解の神経基盤に関して話題提供と討論を行っていく。

司会:
・ 松井 智子 (東京学芸大学)

話題提供者:
・ 柴田 みどり (北海道大学) 「比喩、アイロニー理解に関与する神経基盤」
・ 阿部 修士 (京都大学) 「嘘を理解する脳のメカニズム」
・ 中村 太戯留 (慶應義塾大学) 「ユーモア理解における扁桃体の役割」

指定討論者:
・ 内山 仁志 (国際医療福祉大学)
・ 内海 彰 (電気通信大学)

以上

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PSJ-News
日本語用論学会