Index: [Article Count Order] [Thread]

Date: Mon, 4 Nov 2013 15:05:08 +0900
From: 日本語用論学会広報 <webmaster@pragmatics.gr.jp>
Subject: [PSJ-News:00079] 「第8回話しことばの言語学ワークショップ」のお知らせ
Sender: t.kanamaru@gmail.com
To: psj-news@pragmatics.gr.jp
Message-Id: <CANFDrep2mTPDRs5Qxsy30mDSsp+Umd9axYQ-BxRsEZQg37q6DQ@mail.gmail.com>
X-Mail-Count: 00079

日本語用論学会の皆様

慶應大学の鈴木亮子先生よりご紹介がありましたので,
会員の皆様にご案内をお知らせいたします.

-----
第8回話しことばの言語学ワークショップ

話しことばの言語学研究会では、下記の要領で第8回ワークショップを
開催致します。

今回のワークショップ1日目は、UC Santa BarbaraのDiscourse Transcriptionに
もとづいて会話のトランスクリプション(書き起こし)の方法の講習を行います。
講習会の性質上、参加人数を先着順に15名までとさせていただきます。
tono@ualberta.ca 宛に氏名・所属・専門分野を書いて申し込んでください。
なお、今回は初級編です。

2日目は、当ワークショップの新しい実験的な試みとして、多分野の研究者達が
同じデータをどう読み解くか、その相違について検証し議論します。2日目は
人数制限がございませんので、ご興味がおありの方は奮ってご参加下さい。

日 時: 12月26日(木)13:00-17:00・27日(金)10:00-16:00
場 所: 東京大学駒場キャンパス18号館4F コラボレーションルーム1
参加費用:諸経費として500円程度集める可能性があります。

今後、詳細情報を適宜アップデートしますので、ウェブサイトをご覧ください。
https://sites.google.com/site/discbasedling/home

プログラム:
1日目(12月26日)
13:00-17:00 トランスクリプションの方法−初級編
講師:
 大野剛(アルバータ大学)
 鈴木亮子(慶應義塾大学)

2日目(12月27日)
10:00-12:00 企画1
テーマ:『インタビュー・データを読み解く:
ナラティブ分析、言語人類学、相互行為言語学の観点から』
方 法:1時間に及ぶある1つの出産育児体験インタビューの一部
(震災にまつわる育児体験について1分程度)を取り上げ、
その部分を4人の研究者がそれぞれの専門分野の方法で分析する。
発表者:
 秦かおり(大阪大学)
 岡本多香子(日本女子大学)
 片岡邦好(愛知大学)
 横森大輔(日本学術振興会/名古屋大学)
企画者:発表者に同じ

12:00-13:00 Lunch Time(昼食は各自お持ち下さい。場所は会場と同じフロアの
ラウンジをご利用いただけます。)

13:00-15:00 企画2
テーマ:『会話における思考動詞「思う」の使用に関する
データセッションと研究発表』
方 法:午前中にトランスクリプトを配布(休み時間中に軽く目を通して下さい)、
午後にワークショップ参加者全員がグループに分かれてデータセッション
を行った後、そのデータを基にした研究発表を行う。
発表者:
 下谷麻記(関西外国語大学)
 遠藤智子(日本学術振興会/筑波大学)
企画者:
 遠藤智子(日本学術振興会/筑波大学)
 下谷麻記(関西外国語大学)
 早瀬尚子(大阪大学)
 種市瑛(立教大学大学院)

15:00-16:00 Discussion 司会:片岡邦好(愛知大学)
16:00-17:00 懇親会(会場でささやかな茶話会を致します)。


-- 
_______________________________________________
PSJ-News
日本語用論学会