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Date: Mon, 21 Dec 2015 17:19:53 +0900
From: 日本語用論学会広報 <webmaster@pragmatics.gr.jp>
Subject: [PSJ-News:00189] 「第76回言語・音声理解と対話処理(SLUD)合宿研究会」発表参加募集のお知らせ
Sender: t.kanamaru@gmail.com
To: psj-news <psj-news@pragmatics.gr.jp>
Message-Id: <CANFDreoRmQpcX=o9WFMa9rsKMFxB9E9TpOgZHdi+0dd8zCcQ6A@mail.gmail.com>
X-Mail-Count: 00189

日本語用論学会の皆様

京都産業大学の増田 将伸先生よりご紹介がありましたので,
会員の皆様にご案内をお知らせいたします.

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関連研究者のみなさま

 人工知能学会 言語・音声理解と対話処理研究会(SLUD)第76回合宿研究会の発表
申し込みについてご案内差し上げます.

 今回の研究会では,研究対象として,研究手法として,フィールドワークを味わい
つくすことをテーマに,特別セッションとして「フィールド研究とインタラクショ
ン」を設け,招待講演者として,野沢温泉道祖神祭りの生き字引・森紀一氏,日本
ファシリテーション協会の前会長である田頭篤氏をお招きし,実践や
現場の当事者としてお話いただきます.また,チュートリアルセッションとして
「フィールド研究の技法」をテーマに,大阪大学コミュニケーションデザインセン
ターの森栗茂一先生,信州大学工学部の小林一樹先生,滋賀県立大学人間文化学部の
細馬宏通先生にお話いただきます.いずれのセッションでも,参加者との忌憚の
ない議論を行いたいと思います.各締切の日程は下記のとおりです.

      発表申込締切日: 2016年1月18日(月)
      資料集原稿締切日:2016年2月 8日(月)
     参加申込締切日: 2016年2月22日(月)

宿泊予約が必要なため参加のみの方も申込締切を設けます.
参加申込の方法・フォームにつきましては後日お知らせします.定員は30名程度
です.たくさんのお申込みをお待ちしております.

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[1] 日時・場所・発表申込締切日・資料集原稿締切日・参加申込締切日・発表申込先
[2] 募集内容 特別セッション・一般セッション
[3] 発表申込方法
[4] 発表申込フォーム
[5] 人工知能学会の研究会資料(第一種)の扱いについて
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 [1]第76回 人工知能学会 言語・音声理解と対話処理研究会(SIG-SLUD)
(テーマ:特別セッション「フィールド研究とインタラクション」および一般
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     日 時:2016年2月29日 (月)?3月2日(水)
     場 所:長野県下高井戸郡野沢温泉村
       ・研究会: 中尾集落センター(野沢温泉村大字豊郷6573-2)
       ・宿泊・夕朝食: ベルク丸金屋(野沢温泉村大字豊郷6537)
           (URL):http://www7b.biglobe.ne.jp/~bergmarukaneya/
     参加費:
    1泊参加: 8,000円
    2泊参加:16,000円
      資料集代:1,500円 (ただし人工知能学会の学生会員は無料)

     参加資格:特にありません.人工知能学会および本研究会非会員の方でも
          参加・発表が可能です.
     発表申込締切日: 2016年1月18日 (月)
     資料集原稿締切日: 2016年2月 8日 (月)
   参加申込締切日:  2016年2月22日(月)

     発表申込先:大塚裕子
           (公立はこだて未来大学システム情報科学部)
           Email: otsuka(at)fun.ac.jp
      (発表申込には,[4]発表申込フォームをご利用ください.)

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 [2] 募集内容
    (a) 特別セッション:フィールド研究とインタラクション
    (b) 一般セッション

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(a)特別セッション:フィールド研究とインタラクション
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 工学や心理学等の客観性を重視する実証科学では,研究手法として,再現性を
持った調査や実験が中心的に行われてきました.一方,文化人類学や民俗学等の分野
では,人々が生活あるいは活動するフィールドをテーマや対象とした研究が多くあり
ます.フィールドワークと呼ばれるこれらの研究においては,対象者との関わり方,
データの記録法・記述法等において,様々な知見が蓄積されています.
 インタラクション研究においても,教育現場,医療現場,企業の会議等をフィール
ドとする研究が近年注目されていますが,現場としてはまだまだ限定的です.インタ
ラクションは社会のあらゆる場面・現場で生じます.いわゆる客観的な研究手法を用
いて,様々な社会的場面や現場の普遍性を探究することも重要な一方で,インタラク
ションの特性ともいえる,場面ごと・現場ごとの状況や文脈に依存した知見を記述
し,蓄積していくことも重要な探究です.しかし,前者に比べ,後者の研究が十分で
ない現状は否めません.十分でない理由として,フィールドを開拓すること・フィー
ルドに入っていくことが未経験の研究者には困難であること,研究方法が共有しにく
い・一般化しにくいこと,研究者が現場を重視しないこと等,様々考えることができ
ます.
 今回の合宿研究会では,これらの問題意識を抱えた方々,あるいはこれまで意識し
たことがなかった方々も共に,十分に時間を取り,フィールドワークとインタラク
ション研究について様々な角度から議論を深めたいと思います.幅広い研究領域か
ら,分野を超えた議論が展開されることを期待します.

 特別セッションの投稿原稿のページ数は,2ページ,4ページ,6ページのいずれか
といたします.

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(b) 一般セッション
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 下記分野の発表を募集いたします.

 音声対話モデル,対話による概念理解と形成,対話のためのプランニング,音声処
理,音声言語処理,自然言語理解,自然言語処理,計算言語学,統計的言語モデル,
マルチモーダル・インタラクション,マルチメディア・インターフェイス技術,イン
タラクティブ・システム,コミュニケーションモデル,ユーザモデリング,意図理
解,心理モデル,社会言語学,理論言語学,認知言語学,認知意味論

 一般セッションの投稿原稿のページ数は,SLUD の投稿規程(基本は6ページ)に準
じます.

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 [3]発表申込方法,発表に関係する補足
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     ・申し込み時に,セッションの希望をお知らせください.
      ?[特別セッション「フィールド研究とインタラクション」]
      ?[一般]

     ※発表概要,全体の申し込み件数により,希望とは異なるセッションでの
   発表をお願いする場合もありますので予めご了承ください.

     ・発表時間
      ?質疑応答を含め,30分.

     ※研究会が対象とする分野の範囲外,あるいは,研究会発表にふさわしい
   量・質に達していない申し込みについてはお断りすることもありますので,
   予めご了解ください.

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 [4] 発表申込フォーム
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第76回 人工知能学会 言語・音声理解と対話処理研究会(SLUD)用 [発表申込み]

     題目:

     著者:(発表者には○)
     氏名          よみ            会員番号        所属


     希望する発表セッション: (ご希望のセッションを残して下さい.)
     1.特別セッション「フィールド研究とインタラクション」
     2.一般セッション

発表概要: (400 字程度まで)


発表に必要な機材:

     連絡先:
     (住所)
     (氏名)
     (E-mail)
     (Tel)
     (Fax)
     (当該研究のWeb page URL)
     (第一著者のWeb page URL)

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 [5]人工知能学会の研究会資料(第一種)の扱いについて(2015年度より)
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 2015年4月以降に人工知能学会第一種研究会に投稿された研究会資料は紙冊子に掲
載されると同時に,学会事務局で資料ID(※1)を付与した上で学会文献提供サイト
「AI書庫」(https://jsai.ixsq.nii.ac.jp/ej/ )上のPDFファイルとして閲覧可能と
なります.

 発行日(※2)から一年間は,一本あたり(非会員 600円+消費税,学会員 300円+
消費税,登録会員 0円)にて販売します.一年間の保留期間(エンバーゴ)後は無料購
読できるようになりオンライン公開されます.

 なおAI書庫上のデータには,標準的な識別子(番号)は付与されませんが,一般的な
検索エンジンや国立情報学研究所が提供するCiNiiなどから容易に検索できるように
なります.

   (※1)研究会資料ID付与規則の変更(2015年度より)

      研究会資料ID(論文ID)の付与ルールを下記のように統一しました.
       資料ID: [研究会名略称]-[巻(3桁)]-[号(2桁)]
         例:SIG-SWO-021-03
       巻: 研究会の通算の開催回数           例:21
       号: 特定の回での論文の発表順         例:3
       頁: 研究会毎に以下の何れかのポリシーで付与する.
      A) 各回でページナンバリングしている場合は,そのページ情報を使用
      B) そうでない場合には,発表毎に「pp. 1-論文のページ分量」

   (※2)紙媒体の奥付に記載された発行日

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