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Date: Tue, 31 May 2016 10:53:09 +0900
From: 尾谷昌則 <masa.odani@gmail.com>
Subject: [PSJ-News:00220] 第2回談話研究会(於大阪大学)のご案内
To: psj-news <psj-news@pragmatics.gr.jp>
Message-Id: <CAGLeuOayjNe0abG+iUUuBZruR9JcJgLmS2tWkpL6DZqsuG1KWw@mail.gmail.com>
X-Mail-Count: 00220

会員の皆さま

大阪大学の泰先生より、第2回談話研究会の案内を頂きましたので、転送致します。
重複して受信なさっている場合は、何卒ご容赦下さい。


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日本語用論学会のみなさま、

いつもお世話になっております。

第2回談話研究会では、本年度1年間、大阪大学大学院言語文化研究科にて招へい研究員(受入教員:佐藤彰先生)をしていらっしゃいます岡本能里子先生(東京国際大学)に、下記の要領でご発表いただく事となりました。アナウンスが直前となりましたが、ご興味がございましたら、是非ご参加下さい。

ご発表のあとはその場で簡単にお茶菓子など用意して、ざっくばらんに質問などを聞ける場を設けたいと思います。

お気軽にいらして下さい。

大阪大学大学院言語文化研究科
秦かおり

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日時:2016年6月3日(金)16:30-18:00頃
場所:大阪大学大学院言語文化研究科棟(豊中キャンパス)
   A棟2階大会議室
http://www.osaka-u.ac.jp/ja/access/toyonaka/toyonaka.html

発表者:岡本能里子氏(東京国際大学国際関係学・国際関係学研究科 教授)
題目:「メディアのマルチモーダルコミュニケーション研究
     -LINEの相互行為分析を中心に- 」
要旨:
 私たちは日々、インターネットに代表されるメディアを通した言語、視覚、映像などのマルチモードによるコミュニケーションに参加している。日本においては、スマートフォンの浸透と共に、音声のない言語を含むマルチモードのビジュアルコミュニケーションメディアであるLINEが、特に若い世代を中心に急速に広がっている。しかし、LINE上の相互行為のコミュニケーション実態を捉えた研究はまだ多くない。
 本発表では、LINEの相互行為が対面や音声での自然会話とは異なる日本語のメディアを通したビジュアルコミュニケーションであるという視点をとる。その上で、LINE上のコミュニケーションにおいてスタンプの配置がいかに相互行為に溶け込み、参加を組織化するための機能を果たしているのかを考えてみる。最後に、残された課題から今後のメディアを通した談話研究や日本語教育への可能性を見出したい。

参加費無料、予約の必要はありません。直接お越し下さい。
問い合わせ先:談話研究会・秦かおり(hata@lang.osaka-u.ac.jp)
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