日本語用論学会の皆様
国立国語研究所の藏屋 伸子先生よりご紹介がありましたので,
会員の皆様にご案内をお知らせいたします.
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「国立国語研究所日本語教師セミナー」とは
平成28年度から国立国語研究所が実施する、日本語教育水準向上のための
日本語教師を対象とするセミナーで、国内と海外で毎年1回ずつ実施します。
平成28年度の国内では、国立国語研究所において、下記の日程で開催いた
します。海外は、本年10月に中国の北京師範大学で開催しました。
概要
タイトル
「自然会話コーパスの分析を日本語教育に生かす!?明日の授業へのヒント?」
How to utilize the analyses of natural conversation corpus for
Japanese language education: Some hints for tomorrow's classes.
日 時
平成29年1月28日(土)13:00?17:30
場 所
国立国語研究所講堂(東京都立川市)[交通案内]
内 容
本セミナーでは、国立国語研究所の日本語教育の共同研究プロジェクト
として開発・構築中の「BTSJ日本語会話コーパス」の概要と活用方法につ
いて紹介します。
また、BTSJ日本語自然会話コーパスやその他の日本語の「自然会話のデー
タ」が、日本語教育における会話教育・コミュニケーション教育にいかに
生かせるかを、4人の講師が、それぞれの観点からわかりやすくお話しま
す。
※BTSJ日本語会話コーパスの概要
自然会話の定量的な分析を効率的に進めるために開発されたコーパス。
会話分析にかかる時間を格段に短縮し、会話を多角的に考察することが可
能になります。
参考サイト
http://www.tufs.ac.jp/ts/personal/usamiken/btsj_corpus_explanation.htm
スケジュール (予定)
・ 13:00 開会
・ 13:05?13:55(50分)
講演:「「BTSJ日本語会話コーパス」とはどのようなもので、それを
使って何ができるのか」(国語研:宇佐美まゆみ教授)
・ 14:00?15:00(60分)
特別講演:「自然なコミュニケーションの特徴は、会話教育にいかに
生かせるか」(早稲田大学:川口義一名誉教授)
・ 15:15?16:00(45分)
BTSJを使った研究例(1)
「教室談話の分析は、いかに日本語教育に生かせるか」
(国語研:石黒圭教授、胡方方共同研究員)
・ 16:00?16:45(45分)
BTSJを使った研究例(2)
「「だから」の語用論的分析は、いかに日本語教育に生かせるか」
(山梨県立大学:萩原孝恵准教授)
・ 17:00?17:30(30分)
パネルディスカッション 登壇者全員
・ 17:30?18:00(30分)
質疑応答・意見交換、閉会
定 員
200名
参加申し込み
ninjal-events[at]ninjal.ac.jp(研究推進課) までご連絡ください。
申し込み締切
平成29年1月22日 (日)
受講料
無料
お問い合わせ先
国立国語研究所 管理部 研究推進課
E-mail : kenkyu-shien[at]ninjal.ac.jp
Tel. : 042-540-4353
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