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Date: Wed, 25 Jan 2017 22:55:30 +0900
From: 日本語用論学会広報 <webmaster@pragmatics.gr.jp>
Subject: [PSJ-News:00251] 「国立国語研究所日本語教育研究領域 平成28年度合同研究発表会」開催のお知らせ
Sender: t.kanamaru@gmail.com
To: psj-news <psj-news@pragmatics.gr.jp>
Message-Id: <CANFDrer-j620NBX_w8j6zW_iKw7aRYCVpKcxC-xHkiwZ9WtoxQ@mail.gmail.com>
X-Mail-Count: 00251

日本語用論学会の皆様

国立国語研究所の宇佐美 まゆみ先生よりご紹介がありましたので,
会員の皆様にご案内をお知らせいたします.

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国立国語研究所日本語教育研究領域 平成28年度合同研究発表会開催のご案内

重複して受け取られた場合は、ご容赦ください。

日本語用論学会会員のみなさま

国立国語研究所日本語教育研究領域の宇佐美まゆみです。
日程が迫ってきましたので、改めてご連絡します。

国立国語研究所日本語教育研究領域では、今年度から始まった基幹プロジェクト
「日本語学習者のコミュニケーションの多角的解明」の概要を、語用論、コミュ
ニケーション研究者、日本語教育研究者・実践者に紹介する合同研究発表会を開
催します。

言語研究の資源となるのみならず、語用論的分析や日本語教育に活用できるよう
工夫された自然会話コーパス、読解・聴解コーパスなど、いわゆる言語コーパス
やその解析とは少し異なる語用論的アプローチに適したコーパスの紹介やそれを
用いた研究の発表があります。是非、奮ってご参加ください。

プログラム詳細と参加申し込みの方法は、以下のページにあります。

http://www.ninjal.ac.jp/event/specialists/project-meeting/m-2016/20170204-sympo/

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今年度から始まった日本語教育研究領域の基幹プロジェクト「日本語学習者のコ
ミュニケーションの多角的解明」の概要を,日本語教育研究者・実践者に紹介し
ます。
具体的には,本プロジェクトが

(1) どのようなデータや教材の公開を目指しているのか
(2) それを用いてどんな研究や教育ができるのか
の2点について,その枠組みをわかりやすく示します。具体的には,

(1) BTSJ 日本語会話コーパスとNCRB自然会話リソースバンク
(2) I-JAS 多言語母語の日本語学習者横断コーパス
(3) 日本語非母語話者の聴解コーパス
(4) 文脈情報を用いた文章理解コーパス
(5) 基本動詞ハンドブック
の5つを紹介します。

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■題目:日本語学習者のコミュニケーションの解明に向けて
■日時:平成29年2月4日 10:00?17:00
■場所:国立国語研究所 講堂
 (http://www.ninjal.ac.jp/utility/access/)
■申込み方法
 ninjal-events[at]ninjal.ac.jp までご連絡ください。
 ※メールアドレスの[at]を「@」に置き換えてください。

 メールの件名を「2月4日研究発表会申込」として、
 氏名・所属・メールアドレスを明記のうえご連絡ください。

■スケジュール
 ・10:00?10:10 開会挨拶

 ・10:10?11:10 「BTSJ日本語会話コーパスと共同構築型自然会話リソース
           バンク(NCRB)の活用法」
  宇佐美まゆみ(国立国語研究所教授)

 ・11:20?12:20 「文脈情報を用いた日本語学習者の文章理解過程の分析」
  石黒圭(国立国語研究所教授)・烏日哲(国立国語研究所プロジェクト非常
  勤研究員

 ・13:20?14:20 「日本語学習者の聴解過程の解明に向けて」
  中北美千子(国立国語研究所プロジェクト非常勤研究員)・野田尚史(国立
  国語研究所教授)

 ・14:30?15:30 「学習者コーパスに見る外国人と日本人のコミュニケーション」
  迫田久美子(国立国語研究所客員教授)・野山広(国立国語研究所准教授)

 ・15:40?16:40 「基本動詞ハンドブックの活用と教育への応用―「知る」
           と「分かる」の類義語分析を例に―」
  生天目知美(東京海洋大学准教授)

・16:40?17:00 全体の総括

■定員:200名


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