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Date: Mon, 20 Feb 2017 15:27:53 +0900
From: 尾谷昌則 <masa.odani@gmail.com>
Subject: [PSJ-News:00268] 講演「語用論のために必要なコーパスとは??BTSJ日本語会話コーパスの語用論研究における意義」のご案内
To: psj-news <psj-news@pragmatics.gr.jp>
Message-Id: <CAGLeuOYEbB7C=VMXNvo9cpVh1vG4SgzRgrYTgUtt5R6TFpF79A@mail.gmail.com>
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語用論学会会員の皆さま

山口征孝先生(神戸市外国語大学)より、講演会「語用論のために必要なコーパスとは??BTSJ日本語会
話コーパスの語用論研究における意義」の案内を頂きましたので、会員の皆さまにもお知らせ致します。重複して情報を受信されている場合は、何卒ご容赦ください。


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講演者:宇佐美まゆみ先生(国立国語研究所)
題目:「語用論のために必要なコーパスとは??BTSJ日本語会話コーパスの語用論研究における意義」
日時:3月6日(月)1:30 p.m.?
場所:京都工芸繊維大学(松ヶ崎キャンパス)10号館3階言語文化セミナー室
https://www.kit.ac.jp/uni_index/access/
https://www.kit.ac.jp/uni_index/matsugasaki/
https://www.kit.ac.jp/uni_index/campus-map/
参加費:無料
参加申込み:BTSJ日本語会話コーパス事務局:btsj_corpus_jimu@ninjal.ac.jp (人数把握のため)当日の参加も可能です。

【講演概要】

本講演では、今のコーパス言語学の隆盛の中で、語用論研究のために必要であるにもかかわらず、不足しているコーパスとはどのよう
なものかについて論じます。具体的には、以下のような特徴を備えるものが必要です。1)自然なやりとり(会話)で、音声付きのもの
2)トランスクリプトに、語用論的分析に必須の「沈黙」や「オーバーラップ」などの情報が付与されているもの
3)個人の研究者の分析の観点を反映できる(コーディングができる)形で提供されていること。これらの条件を備えたものとして、「BTSJ
日本語会話コーパス」を紹介するとともに、その使い方についても、できるだけ詳しく紹介したいと思います。
これらを通して、これからの語用論研究において何が重要かということについても考えたいと思います。

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