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Date: Fri, 7 Feb 2020 07:15:14 +0900
From: 尾谷昌則 <masa.odani@gmail.com>
Subject: [PSJ-News:00543] 2019年度HLCセミナーのご案内
To: psj-news <psj-news@pragmatics.gr.jp>
Message-Id: <CAGLeuOZ9edCpYLfxVU=4ot1wH8+Qfg+gPAe9UiDYP3XTi5Gsbw@mail.gmail.com>
X-Mail-Count: 00543

日本語用論学会会員の皆さま
(※ML専用アドレスから配信しておりますので、本メールへの返信はご遠慮ください。)

八木橋宏勇先生(杏林大学)より、「2019年度HLCセミナー」のご案内を頂きましたので、会員の皆さまにお知らせ致します。
なお、重複してお受け取りの場合は、何卒ご容赦下さい。

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日本語用論学会の皆様

HLC「言語と人間」研究会では、以下の通り2019年度のHLCセミナーを開催いたします。
参加ご希望の方は以下のページをご覧ください。皆様お誘い合わせの上ご参加ください。

https://sites.google.com/site/humanlinguisticscirclejapan/home/activity/seminar

2019年度HLCセミナー

日時:3月21日(土)、22日(日)
(3月20日(金)の午後はプレイベント(無料)を行います)
 会場:桜美林大学伊豆高原クラブ(伊豆高原駅より無料送迎があります)
https://www.obirin.jp/izuclub/

テーマ:ことばのワークショップ
(AからCのワークショップから一つを選んでご参加いただきます)

 <ワークショップA>
題目: ELANを利用したコミュニケーションの質的分析・量的分析入門
講師:菊地浩平(筑波技術大学)
概要:本ワークショップでは、ELANというアノテーションツールの使い方を学ぶことをとおして、コミュニケーションの時間構造や、様々な要素間の前後・重複・連鎖関係などをみなさんと一緒に分析する演習をしたいと思います。まずELANを使った記述の基本的な事柄についてのレクチャーを行った後、映像に対して実際にアノテーションを付与しデータを作成していきます。そしてデータを実際に見ながら構造や関係性を分析する方法を考えていきたいと思います。演習では秒単位よりも短いフレーム単位でのアノテーションや、複数のレイヤーを利用した多層的なアノテーションを中心に議論していく予定です。参加される方は、ごく短いもので結構ですので、データとなる映像
を各自ご用意ください (長すぎても全ては見られない!)。

参考文献: 細馬宏通・菊地浩平 (編) (2019)『ELAN入門?言語学・行動学からメディア研究まで』東京: ひつじ書房.

<ワークショップB>
題目:「CHILDES入門―データベースを使った子どもの言語使用の分析―」
講師:堀内ふみ野(大東文化大学)
概要:子どもは親とのコミュニケーションの中からさまざまな言語知識を習得していきますが、それらは具体的にはどのようなやりとりの中で現れ、どのような過程で習得されていくのでしょうか。本ワークショップでは、主に第一言語習得の分野で用いられているデータベースCHILDES(Child
Language Data Exchange System)(MacWhinney2000)
の使い方の基礎を紹介したのち、演習を通して、目的に沿ったデータを抽出する方法を実践的に学びます。その後、参加者には実際にCHILDESを用いて特定の語の習得過程を調査・分析してもらい、結果の解釈や、分析から得られる言語一般への示唆について全体で議論します。データとしては、英語および日本語の親子会話を用いる予定です。実際に手を動かした実習を多く行い、参加者同士でも意見交換を行うことで、初学者がCHILDESを使った研究を始める、あるいは親子会話を見る面白さや観察観点を知る第一歩となることを目指したいと思います。受講に際しては、ご自身のノートパソコンをご持参ください。

<ワークショップC>
題目:「小学校英語教育の今と可能性―遊び・物語のある言語活動を創る―」
講師:村松麻里(金沢学院大学)
概要:本ワークショップでは、2020年度から教科化される小学校外国語(英語)について、子どもと教師それぞれの立場になって実際に様々な活動を疑似体験しながら、考えていきたいと思います。参加者の皆さんには、日本の小学校現場で行われている一般的な言語活動だけでなく、多種多様な絵本や歌、英語圏の伝承歌を用いたうたあそび等、英語母語話者の子どもたちが母語習得や読み書き学習のなかで行っているような、遊びや物語性のある活動、身体感覚や音楽性を意識した活動にも触れ、体験しながら比較・検討をしていただきます。「受信から発信へ」「音から文字へ」「音声インプットの内容を類推して理解する」「言語を使いながら言語を学ぶ」といった子どもの言語の学びの在り方、発達段階に寄り添いながら、「コミュニケーションを図る素地/基礎となる資質・能力」を育てるためには、小学校外国語はどうあることが望ましいのか、そもそも「小学校で英語を学ぶとはどういうことなのか?」
を皆で考えるワークショップにしたいと思います。

セミナープログラム

3月21日(土)
10:30 受付開始
11:00-12:30 各講師によるそれぞれのテーマに関するミニレクチャー
12:30-13:30 昼食
13:30-15:00 ワークショップ1
15:10-16:40 ワークショップ2
16:50-18:20 ワークショップ3
18:30- 夕食

夕食後:研究交流会?懇親会

3月22日(日)
10:00-11:30 ワークショップ4
11:30-12:45 昼食
12:45-14:15 全体会(ワークショップ報告会)
14:30 閉会

 *3月20日(金)はセミナーのプレイベントとして、施設に隣接しております「伊豆シャボテン公園」や「大室山」でことばや行動学に関するフィールドワークを行い、その後情報交換会を行う予定です(こちらは参加費無料、自由参加です)。情報交換会ならびに夕食後は懇親会を計画しております。20日は13時頃に現地に集合予定です。

参加費:一般会員10000円、学生会員2000円、
一般非会員11000円、学生非会員3000円
             (別途 宿泊代(1泊2食付き)10000円がかかります。)

ご不明な点などございましたら、HLC事務局までご連絡ください。
hlc-info@googlegroups.com

HLC事務局


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