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Date: Mon, 11 Jan 2021 06:59:46 +0000
From: YAGIHASHI Hirotoshi <yagihashi@ks.kyorin-u.ac.jp>
Subject: [PSJ-News:00621] オンライン講習会 「社会言語科学の研究の始め方」のご案内
To: psj-news <psj-news@pragmatics.gr.jp>
Message-Id: <TY2PR02MB3821D952F70E26FBDDA0B7A5E9AB0@TY2PR02MB3821.apcprd02.prod.outlook.com>
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日本語用論学会会員の皆さま
(※ML専用アドレスから配信しておりますので、本メールへの返信はご遠慮ください。)

堀内ふみ野先生(大東文化大学)より、「社会言語科学の研究の始め方」のご案内を頂きましたので、会員の皆さまにお知らせ致します。
なお、重複してお受け取りの場合は、何卒ご容赦下さい。

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社会言語科学会事業委員会主催オンライン講習会
「社会言語科学の研究の始め方」

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開催日時・場所
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日時:2021年3月18日(木)〜20日(土)
*詳しいスケジュールは後にあります。

開催場所:OBIRIN講堂
*オンライン開催とします。
*会場は,桜美林大学が運営するMoodle上の「OBIRIN講堂」を使用します。参加者の皆様はIDとパスワードを使用してMoodleにログインし,そこに設定されているZoomミーティングへのリンクをクリックすることで講習会にご参加いただくことができます。
*IDとパスワードは、参加申込みをいただいた皆さまに通知いたします。

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主な内容
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社会言語科学に関連した研究を始めるにあたって初学者がつまずきそうな段階を取り上げ、研究分野や方法論を限定しすぎない形で講習を行います。以下の3つのコースがあります。

コース1:ビデオデータを見る
コース2:質問紙を作る
コース3:フィールドで問いを見つける

講習は、参加者全員が参加する講義と、3つのコースに分かれた講義・実習とで構成されます。最終日には、実習の成果を発表会で報告します。

本講習会は、講師による講義以外に以下のような内容を含みます。i) PCを用いた実習、ii) 個人による調査・分析実習、iii) グループごとのディスカッション、iv) グループによるプレゼンテーション。参加者には、これらへの積極的な参加が求められます。

本講習会は、いずれのコースも初学者を対象としています。中・上級者以上の方に参加いただいた場合、高度な内容には対応いたしかねますのでご了承ください。

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全体講義および各コースの内容
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【全体講義】
以下の点を中心に講義を行います。

1. 実証研究の始め方
2. ビデオデータを見る視点
3. 質問紙を作る視点
4. フィールドで問いを見つける視点

【コース1:ビデオデータを見る】
本コースでは、日常会話を録画したデータの分析を体験し、ビデオデータを用いた研究の意義と観点を学びます。具体的には、『日本語日常会話コーパス』から抜粋したビデオデータを、言語形式(文法や語彙の特徴)、発話間の関係、視線や身体の動きといった複数の観点から多角的に分析します。ビデオデータの観察・記述・分析に着手するにあたって知っておきたいコツや注意点を学びつつ、ビデオデータを用いた社会言語科学的研究の多様な可能性に触れていただきます。

【コース2:質問紙を作る】
本コースでは、質問紙を作成し、データ収集、分析するための基礎的方法と心構えを学びます。具体的には、(1)グループワークによる質問紙作成及び意見交換、(2) Webフォームを用いた調査作成演習及びデータ収集、(3)データの分析(記述統計)及び討論を行い、質問紙による研究を体験します。余裕があれば、推測統計を始めとする今後のデータ解析の可能性も扱います。

【コース3:フィールドで問いを見つける】
本コースでは、フィールドでの調査において、「そのフィールドで問うべき問い」を発見していく過程を体験します。具体的には、『日本語日常会話コーパス』から選定した人々の活動場面のデータをフィールド調査に見立てた上で、(1)データから観察できる当該フィールドの特徴を手掛かりとして当該の活動の目的や動機を推測していくことと、(2)こうした目的・動機をよく反映しているであろう言語使用・相互行為上の現象の候補を特定していくことを試みます。

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講師(敬称略)
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・全体講義担当
伝康晴(千葉大学)、坂井田瑠衣(日本学術振興会)、長岡千賀(追手門学院大学)、高梨克也(滋賀県立大学)

・コース別講義・実習担当:
ビデオデータを見る:坂井田瑠衣(日本学術振興会)、堀内ふみ野(大東文化大学)+1名
質問紙を作る:長岡千賀(追手門学院大学)、新井保裕(文京学院大学)+1名
フィールドで問いを見つける:高梨克也(滋賀県立大学)、伝康晴(千葉大学)+1名

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募集人員
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各コース12〜15名、計36〜45名(先着順受付)

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参加費
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会員(一般):10,000円
会員(学生):5,000円
非会員(一般):15,000円
非会員(学生):10,000円

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各日のスケジュール
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○ 1日目(3/18)13:00〜14:45
【全体】《講義》
1. 実証研究の始め方
2. ビデオデータを見る視点
3. 質問紙を作る視点
4. フィールドで問いを見つける視点

○ 1日目(3/18)15:00〜17:30
【各コース】《講義》
1. 各コースの詳細
2. 調査対象・データの紹介

○ 2日目(3/19)9:00〜12:00
【各コース】《実習》
調査実施・データ分析の観点・方法

○ 2日目(3/19)13:00〜18:00
【各コース】《実習》
1. 個人実習:調査実施・データ分析
2. グループ実習:調査・分析結果を共有したディスカッション
3. プレゼンテーションの準備:調査・分析結果の提示演習

○ 3日目(3/20)9:00-12:00
【全体】《発表》
3コース合同の発表会

(詳しい内容は多少変更することがあります)

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申し込み方法
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参加を希望される方は、2021年2月21日(日)までに以下のページからお申し込みください。

https://docs.google.com/forms/d/e/1FAIpQLSf14H1E10NIZsARHt8x0RahIv14vIbLQVaPL8MKa_EekXLBfQ/viewform

※お申し込みいただいた後、社会言語科学会事業委員会(jass.seminar@gmail.com)よりメールにて参加承認のご連絡をいたします。定員に達した場合はご参加をお断りすることがありますので、予めご了承ください。
※参加承認メールにて、参加費の支払方法(銀行振込)をお知らせいたします。メールに記載された期日までにお支払いをお願いいたします。
※講習の全日程に参加することを条件とします。一部日程のみの受講はできません。
※各コースが定員に達した場合は、社会言語科学会のホームページおよびメーリングリスト等でお知らせいたします。
※申し込みの際に「領収書」をご希望いただいた方には、メールで送付いたします。
※ご不明な点がありましたら、社会言語科学会事業委員会(jass.seminar@gmail.com)宛にお問い合わせください。



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