日本語用論学会会員の皆さま
(※ML専用アドレスから配信しておりますので、本メールへの返信はご遠慮ください。)
秦かおり先生(大阪大学)より、「第54回メディアとことば研究会」のご案内を頂きましたので、会員の皆さまにお知らせ致します。
なお、重複してお受け取りの場合は、何卒ご容赦下さい。
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皆さま、
メディアとことば研究会では下記の通り第54回メディアとことば研究会を
開催いたします。事前参加申し込み締め切りが3月18日(木)となって
おります。皆さまお誘い合わせの上どうぞご参加下さい。
日時:2021年3月21日(日)15:00-18:00
場所:オンライン開催(Zoom使用)
内容
発表1: 劉翔氏(大阪大学)・金水敏氏(大阪大学)
題目:「中国・抗日作品のメディアミックスと日本人表象
?『鶏毛信』のさらなる発展もふまえて?」
要旨:
中国では、1940年代以降、共産党政府主導で日本の侵略戦争に抗する
人民の奮闘を描いた「抗日」作品と言うべき作品群が数多く作られた。
その中でも『鶏毛信』は小説、連環画、映画などとメディアミックスが
展開され、多くの中国人に記憶される作品となった。またこの作品は、
日本鬼子の造形の点でもその後の作品に強い影響を与えている。本発表
では、この『鶏毛信』を例にとって、具体的なメディアミックスの状況
を跡づけるとともに、そこに描かれた日本人将校の人物造形をテキスト、
イメージの両面から考察する。さらに、近年製作・放送された抗日戦争
に勝利して70周年になる記念作品であるアニメ版(2015年)も取り上げ、
メディアの進化という視点から人物像及び言語の変化の有無を検討する。
発表2: 片岡邦好氏(愛知大学)
題目:「アメリカ大統領選の多層的マルチモーダル分析:
トランプ候補の演説集会を題材にして」
要旨:
本発表では、第45代アメリカ大統領選に向けて、共和党の指名を勝ち取っ
たドナルド・トランプ氏の支援者集会に焦点を当て、片岡(2017)にお
いてオバマ上院議員(2008年当時)の演説分析に用いた手法を援用し、
両者の演説技法の特徴を比較検討することを主眼とする。それを通じて、
表層的な相違点の根底に、演説というレジスターに通底する詩的原理のみ
ならず、メディア的共謀による独自の実践作法が存在することを確認する。
従来、原稿を準備せずに即興で演説を行ったトランプ氏だが、プロンプター
の導入が氏の演説に多様性と規則性をもたらしたことを、マルチモーダル
分析により明らかにする。
参加費:無料
スケジュール:
15:00?15:05 会の紹介・発表者ご紹介
15:05?15:45 発表1:劉翔氏・金水敏氏
15:45?16:05 質疑応答
16:05?16:15 休憩
16:15?16:55 発表2:片岡邦好氏
16:55?17:15 質疑応答
17:15?17:25 参加者自己紹介(参加人数により変更あり)
17:25?17:55 全体ディスカッション
17:55?18:00 お知らせ(今後の日程、研究会発表者、企画募集など)
閉会
お申し込み:
今回はZoom開催のため、事前申し込みが必須となります。
参加希望の方は下記のフォームにてお申し込みください。
https://forms.gle/uQcxorcwujVJ9HDq7
事前申し込み期限:
■2021年3月18日(木)23:59■
*スケジュールは予告なく変更される場合があります。
ご興味のありそうな研究仲間や、知人、ご所属のMLなどにお知らせいただければ幸いです。
なお、『メディアとことば5 特集:政治とメディア』がひつじ書房より
出版されました。今回はその中から2件ご発表をお願いしております。
ご興味がある方は下記のひつじ書房のサイトもご高覧ください。
http://www.hituzi.co.jp/hituzibooks/ISBN978-4-89476-996-0.htm
当日、オンラインでお会いできるのを楽しみにしております。
メディアとことば研究会
http://www.hituzi.co.jp/kenkyukai/media-kotoba.html
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