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Date: Sat, 5 Jun 2021 01:42:05 +0000
From: YAGIHASHI Hirotoshi <yagihashi@ks.kyorin-u.ac.jp>
Subject: [PSJ-News:00657] 第19回対照言語行動学研究会(JACSLA19)のご案内
To: psj-news <psj-news@pragmatics.gr.jp>
Message-Id: <TY2PR02MB3821184391523C344F212D3BE93A9@TY2PR02MB3821.apcprd02.prod.outlook.com>
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日本語用論学会会員の皆さま
(※ML専用アドレスから配信しておりますので、本メールへの返信はご遠慮ください。)

氏家洋子先生(北京日本学研究センター)より、「第19回対照言語行動学研究会(JACSLA19)」のご案内を頂きましたので、会員の皆さまにお知らせ致します。
なお、重複してお受け取りの場合は、何卒ご容赦下さい。

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日本語用論学会の皆さま


第19回 対照言語行動学研究会(JACSLA19) [10月16日開催] ご案内


本研究会ではオンラインにより第19回研究会を2021年10月16日に下記の通り開催します。下記テーマによるシンポジウム、続いて一般研究発表を行い、言語に関する諸分野の研究交流の場を目指します。当会初のオンライン会合として今後のためのより良い方策を皆さまと模索したいと考えております。ぜひ奮ってご参加ください。発表をご希望の方は下記の応募要領をご参照のうえご応募ください。[開催日が変更となりましたのでご注意ください]

[開催日時] 2021年10月16日(土)13:00〜17:00 (続いて有志による延長戦30分を予定)

[会場]ZOOM上で実施

[テーマ] 状況づけられた言語行動の諸相:会話における「認識性」に焦点を当てて

会話における言語行動は常に「生きた状況」下で実践されるものである。その実践は、「いま・ここ」の環境(人や物の配置)に埋め込まれ、各参与者の様々な意図や認知との関連で意味づけられる。今回は、会話の中で実際に観察された具体的な言語行動の中から、「認識性」を巡る参与者間の不均衡や立場の変容に焦点を当てる。例えば、会話の参与者たちが人や物事に対する評価を述べ合う際に、自分がどれほどその対象についての知識や経験を有しているかを互いに主張し合うような側面が見受けられる。「認識性 (epistemics)」とは、このような参与者たちの知識・経験に対する志向性のことである。この「認識性」が会話の場の状況とどのように関連し、その場にどのような変化をもたらすのか。それは具体的にはどのような言語行動として現れるのか。今回は日本語会話のみならず、中国語、英語の事例分析も踏まえ、これまでの研究会で得られた知見を捉え直し、「具体的事実として在る言語行動」への理解を深める。

[シンポジウム] (< >内は予定されている発表内容)

・名塩征史氏(広島大)[認知科学・相互行為論] <イントロダクション:日本語会話における「認識性」>
・遠藤智子氏(東京大)[相互行為言語学] <会話における「認識性」を巡る中国語の事例分析>
・早野薫氏(日本女子大)[会話分析] <会話における「認識性」を巡る英語の事例分析> ・全体討議

[一般研究発表] 3件程度  応募については※をご参照ください。



[参加] 無料・要予約[参加申し込み期間] 9月25日〜10月9日(予定)(※一般発表応募期限は下記の通り8月10日)
☆ 参加申し込み方法については、準備が整い次第追ってお知らせいたします。

[定員] 100名(申し込み期間内でも定員になり次第、締め切ります)

 
※[発表応募要領]  

○テーマ:対照言語行動に関するもの、その他、日本語・他言語・日本語教育に関する様々な研究(対照研究、学際的研究を含む)を広く募集します。応募者多数の場合には今回のテーマに合わせた発表を優先し、選考をおこないます。あらかじめご了承ください。

○発表形式

・口頭(3件程度):発表1件につき質疑時間を含めて計25〜30分程度を予定

募集結果により多少変動があり得るため、詳細は発表決定者へ、及び後日の広報で通知

<予定>発表後、概要(1500字〜2000字)を本研究会HPに掲載します。

○申し込み方法

・Wordファイルに、題名、キーワード3語、要旨[研究の目的と方法、結論及びそこに至った道筋につき端的にまとめたもの] (以上、500字以上700字以内)、参考文献・資料名(制限字数外)を記入。ただし、氏名及び本人が特定できる情報は書かないでください (自著論文引用の際は他と同様、氏名(発表年)「論文名」『所載誌名』等とする) 。

・メール本文に氏名、所属(学生の場合は学年を明記)、メールアドレスを記入、上記Wordファイルを添付し、件名を「19JACSLA・発表申し込み」としてご応募ください。

・応募先:ダブルチェックのため秋元美晴・氏家洋子 [makimoto@keisen.ac.jp;y-ujiie@nespe2.com]両名宛にお送りください。

○応募期限:2021年8月10日(受信通知を8月15日までに送信します)諾否は9月初旬にご連絡します。

 

 以上、ご案内申し上げます。ご関心をお持ちの方への本メールの転送歓迎、どうぞよろしくお願いします。

 

対照言語行動学研究会HP:https://www.jacsla.net

世話役:秋元美晴・志賀里美 (恵泉女学園大)・氏家洋子(北京日本学研究センター)・竹内直也(相模女子大)・★名塩征史(広島大)・野原佳代子(東工大)・山田昌裕(神奈川大)★実行委員長

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  当学会へのお問い合わせは、下記のアドレスにお願いします。
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