Index: [Article Count Order] [Thread]

Date: Sat, 25 Sep 2021 04:14:42 +0000
From: YAGIHASHI Hirotoshi <yagihashi@ks.kyorin-u.ac.jp>
Subject: [PSJ-News:00678] 第19回対照言語行動学研究会 [参加申込み受付開始] 
To: psj-news <psj-news@pragmatics.gr.jp>
Message-Id: <TY2PR02MB38213EC3B1C78A4CFAD6D8A6E9A59@TY2PR02MB3821.apcprd02.prod.outlook.com>
X-Mail-Count: 00678

日本語用論学会会員の皆さま
(※ML専用アドレスから配信しておりますので、本メールへの返信はご遠慮ください。)

氏家洋子先生(北京日本学研究センター)より、「第19回 対照言語行動学研究会(JACSLA19) [参加申込み受付開始]」のご案内を頂きましたので、会員の皆さまにお知らせ致します。
なお、重複してお受け取りの場合は、何卒ご容赦下さい。

━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

第19回 対照言語行動学研究会(JACSLA19) [参加申込み受付開始] ご案内

本研究会ではオンラインにより第19回研究会を2021年10月16日に下記の通り開催します。下記テーマによるシンポジウム、続いて一般研究発表を行い、言語に関する諸分野の研究交流の場を目指します。当会初のオンライン会合として今後のためのより良い方策を皆さまと模索したいと考えております。ぜひ奮ってご参加ください。

[開催日時] 2021年10月16日(土)13:00〜17:00 (続いて有志による延長戦30分を予定)
[会場]ZOOM上で実施
[テーマ] 状況づけられた言語行動の諸相:会話における「認識性」に焦点を当てて

会話における言語行動は常に「生きた状況」下で実践されるものである。その実践は、「いま・ここ」の環境(人や物の配置)に埋め込まれ、各参与者の様々な意図や認知との関連で意味づけられる。今回は、会話の中で実際に観察された具体的な言語行動の中から、「認識性」を巡る参与者間の不均衡や立場の変容に焦点を当てる。例えば、会話の参与者たちが人や物事に対する評価を述べ合う際に、自分がどれほどその対象についての知識や経験を有しているかを互いに主張し合うような側面が見受けられる。「認識性 (epistemics)」とは、このような参与者たちの知識・経験に対する志向性のことである。この「認識性」が会話の場の状況とどのように関連し、その場にどのような変化をもたらすのか。それは具体的にはどのような言語行動として現れるのか。今回は日本語会話のみならず、中国語、英語の事例分析も踏まえ、これまでの研究会で得られた知見を捉え直し、「具体的事実として在る言語行動」への理解を深める。

 

[シンポジウム]
司会・趣旨説明 名塩征史氏(広島大)

1 早野薫氏(日本女子大)「会話における「認識性」を巡る英語の事例分析」
2 名塩征史氏(広島大)  「会話における「認識性」を巡る日本語の事例分析」
3 遠藤智子氏(東京大)  「会話における「認識性」を巡る中国語の事例分析」
4 全体討議

[一般研究発表]
1 尚 暁歓氏 (筑波大 大学院博士後期課程) 「副詞「ろくに」の意味と構文特徴に関する考察」 
2 岩井恵利奈氏 (信州大) 「発話頭における言語要素の独立?Stillの戦略的な使用拡張?」
3 小林隆氏(群馬県立女子大) 「I don’t know+that節の使用における話し手の認識について:認知文法的アプローチ」

[参加方法](参加無料)

下記のURLにアクセスし、参加申し込みフォームを送信してください。
送信後、ご記入いただいたメールアドレスにメールが届きますので、必ずご確認の上、事前登録をお済ませください。
 
https://forms.gle/r6y2CFrvjMAFWNEK8

[参加申し込み期間] 9月25日〜10月9日
[定員] 100名(申し込み期間内でも定員になり次第、締め切ります)

 以上、ご案内申し上げます。ご関心をお持ちの方への本メールの転送歓迎、どうぞよろしくお願いします。

対照言語行動学研究会HP:https://www.jacsla.net

世話役:秋元美晴・志賀里美 (恵泉女学園大)・氏家洋子(北京日本学研究センター)・竹内直也(相模女子大)・★名塩征史(広島大)・野原佳代子(東工大)・山田昌裕(神奈川大) ★実行委員長


━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
▼ 本メールへの返信はご遠慮ください。(ML配信専用アドレスです)
  当学会へのお問い合わせは、下記のアドレスにお願いします。
▼ DO NOT REPLY to this e-mail.   If you have any questions, 
   please e-mail us at "webmaster -at- pragmatics.gr.jp"
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
▼問い合わせ先
  会員管理室: psj -at- outreach.jp
  学会事務局: secretary -at- pragmatics.gr.jp
  広報委員会: webmaster -at- pragmatics.gr.jp
  ML配信依頼: webmaster -at- pragmatics.gr.jp
――――――――――――――――――――――――――――――
▼登録情報の変更
  住所・連絡先・会員ステータスの変更は、「会員専用ページ」
  にログインしてから、ご自身でお願いします。
  https://science-cloud.com/psj/mypage/
――――――――――――――――――――――――――――――
▼ 日本語用論学会公式ホームページ
  http://pragmatics.gr.jp/
――――――――――――――――――――――――――――――
▼『語用論研究』(SIP) バックナンバー
  http://pragmatics.gr.jp/journal/backnumbers/
――――――――――――――――――――――――――――――
▼「NEWSLETTER」バックナンバー
  http://pragmatics.gr.jp/archive/newsletter.html
――――――――――――――――――――――――――――――
▼PSJ 広報用Twitterアカウント
  https://twitter.com/psjoffice
――――――――――――――――――――――――――――――