日本語用論学会会員の皆さま
(※ML専用アドレスから配信しておりますので、本メールへの返信はご遠慮ください。)
堀内ふみ野先生(大東文化大学)より、「シンポジウム Formulaicity in Interaction 2023」のご案内を頂きましたので、会員の皆さまにお知らせ致します。
なお、重複してお受け取りの場合は、何卒ご容赦下さい。
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シンポジウム Formulaicity in Interaction 2023 のご案内
従来の言語学では、無限の文を生成・理解するための文法規則を基盤に据えた言語能力の理論化が主流でしたが、日常の言語使用においては、文はそのつど新規に生成されるのではなく、定型表現の占める割合が大きいことが近年指摘されています。本シンポジウムは、言語体系における定型表現の役割について検討することを目的とし、日常的言語使用のデータ分析のケーススタディを紹介しつつ、さらなる展開に向けて議論を深めるために企画されました。奮ってご参加ください。
(案内を記載したWebサイト:https://sites.google.com/site/discbasedling/info)
■日時:2月22日(水)13:25-17:10
■開催形態:Zoomによるオンライン開催
■参加申込:参加希望の方は、2月20日(月)までに、以下のフォームより申込をお願いします。
https://forms.gle/vQSjxWTpfwbXRUL27
登録されたメールアドレスに、後日Zoomミーティングの情報をお送りします。
■テーマ:「定型性から出発するアプローチが、言語研究のありかたをどう変えるか」
■プログラム:
*各発表と講演のタイトルについては、多少の変更がありえます
13:25-13:30 開会
Part I: プロジェクトメンバーの研究紹介・QA
13:30-13:50 中川奈津子(国立国語研究所)・大野剛(アルバータ大学)
「日本語の関係詞節は実は「文」?−会話における構造と使用」
13:50-14:10 高梨博子(日本女子大学)
「ことばの創造性と話し手の行為主体性−言語形式と共感の響鳴をめぐって−」
<10-minute Break>
14:20-14:40 土屋智行(九州大学)
「言語モードのデータ間比較に向けて: 収集手法と音声データの比較」
14:40-15:00 堀内ふみ野(大東文化大学)・中山俊秀(東京外国語大学)・土屋智行(九州大学)
「打ち言葉で見られるモード依存的な定型化」
<10-minute Break>
Part II: ゲストによる講演
15:10-15:55 定延利之先生(京都大学) 講演
「文未満の定型性と崩れ」
15:55-16:00 QA
<10-minute Break>
Part III: ディスカッション 16:10-17:10
「定型性から出発するアプローチが、言語研究のありかたをどう変えるか」
定延先生の講演を受けて、オープンディスカッションへ
進行・話題提供:中山俊秀(東京外国語大学)
*本シンポジウムは日本学術振興会 科学研究費による助成を受けています(17KT0061日常の相互行為における定型性:話し言葉を基盤とした言語構造モデルの構築).
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