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Date: Tue, 6 Jun 2023 11:51:58 +0900
From: Yukinori_Kimoto <yk.kimoto@gmail.com>
Subject: [PSJ-News:00840] 2023年度ひと・ことばフォーラム連続研究会
To: psj-news@pragmatics.gr.jp
Message-Id: <CAPhL3DnC3Fkf2enEi08TFYO50csMgKy+k=AAu78+wZ_D-aMBRw@mail.gmail.com>
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日本語用論学会会員の皆さま
(※ML専用アドレスから配信しておりますので、本メールへの返信はご遠慮ください。)

東泉裕子先生(東洋大学)より、「2023年度ひと・ことばフォーラム連続研究会 」の
ご案内を頂きましたので、会員の皆さまにお知らせ致します。
なお、重複してお受け取りの場合は、何卒ご容赦下さい。

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2023年度ひと・ことばフォーラム連続研究会
新しい「文字・表記」の世界

当フォーラムは、様々な言語現象を研究対象に「ことばと人はどうかかわるか」を考える研究グループとして
2012年に発足しました。ことばと関連した「移動」、「メディア」、「語用論」などをメインテーマとして取り上げ、
2019年度までは関東・関西をオンラインで結び年2回、対面の特別公開研究会を年1回のペースで研究会を
実施してきました。

2020年度からは新型コロナウィルス感染症拡大の状況を踏まえ、年3回の研究会をオンライン(2022年度は
一部ハイブリッド)で開催してきました。2020年度は「マイノリティ言語を生きる」、2021年度は「言語的
コンプレックス」2022年度は、“「多様性」を捉え直す”を年間の連続テーマに設定しましたが、2023年度も
この体制を維持し、“新しい「文字・表記」の世界”を年間テーマに議論を深めます。

3年余のコロナ禍は、人と人をつなぎ社会活動を維持するためにはオンラインのコミュニケーションが欠かせない
ことを教えてくれました。Zoomや動画配信、電子メディアを通してテキストを送り合うコミュニケーションが
日常的になりました。コロナ前の「日常」が戻りつつある現在でも、これは元に戻ることはありません。しかし、
ことばの研究はこの大変化に十分に対応しているでしょうか。いま、対話や会話・談話、音声言語を前提とした
ことばの研究は大きな変革が求められているのではないでしょうか。旧態依然としたものではない、私たちの
いまを反映した文字・表記に関する研究が求められているのではないでしょうか。昨年度までは、ことばの「多様性」
をめぐってきましたが、本年度はそのさらなる延長線として、文字をめぐって、新しい視点や興味深い発想で
議論を深めたいと考えています。


第39回 (2023年度第1回)「文字・表記」研究のフロンティア 8月12日(土)オンライン
第40回 (2023年度第2回) モバイル・メディアの「文字・表記」11月4日(土)オンライン
第41回 (2023年度第3回) 「文字・表記」を捉え直す 2月4日(日)対面/ハイブリッド


2023年度第1回目(通算39回)“「文字・表記」研究のフロンティア”では、台湾における文字・表記の問題に
深く関わってきた吉田真悟(一橋大学)氏と、文字・言語の創造性に認知言語学の新視点「認知文字論」から
アプローチする黒田一平(京都大学)氏をお迎えします。吉田氏には社会言語学的見地から、台湾の文字・
表記の現状、文字使用の多様性と、文字の選択が言語意識やイデオロギーとどのようにかかわるかを論じて
いただきます。黒田氏には、文字の表語性、表音性、表意性を認知的な動機づけという観点から分析することで
見えてくる文字言語の創造性についてお話しいただきます。発表者のお話に加え、全体ディスカッションを通じて、
「文字・表記」の諸相について理解を深めるとともに、ポストモダン時代の「文字・表記」研究の新しい視点や
研究の新機軸を考える機会としたいと思います。


☆開催日時:2023年8月12日(土)10:00?12:00
☆会場:ZOOM上で実施
※参加申込をされた方に8月10日(木)にURL及びパスワードをお送りします。
☆参加費:無料
☆プログラム:
10:00-10:05 趣旨説明:三宅和子(東洋大学)
10:05-10:35 発表者:吉田真悟(一橋大学)
「社会言語学の視点から見た文字選択―台湾語を例として(仮)」
10:35-11:05 発表者:黒田一平(京都大学)
「認知言語学のフロンティア:文字・表記へのアプローチ」
11:05-11:15 休憩
11:15-11:55 全体ディスカッション
11:55-12:00 閉会・連絡
-----(以下希望者のみ自由参加)
12:15-13:00 ランチタイム懇談会


ご多忙とは存じますが、多くの方にご参加いただければ幸いです。オンライン開催の都合上、ご参加を希望される
方は2023年8月9日(水)までに下記フォームよりお申し込みください。多くの方々のご参加をお待ち申し上げて
おります。


https://docs.google.com/forms/d/e/1FAIpQLSfeP7WLtYl4wphRFb5QMOJNyOu-maPPXg8OkSvsnMHL6hpXaw/viewform?usp=sf_link


☆今後の予定
第40回(2023年度第2回):モバイル・メディアの「文字・表記」11月4日(土)オンライン
発表者:三宅和子(東洋大学)
    新井保裕(文京学院大学)
    楊虹(鹿児島女子短期大学)
第41回(2023年度第3回)「文字・表記」を捉え直す 2月4日(日)対面/ハイブリッド
発表者:尾山慎(奈良女子大学)
    中島武史(兵庫教育大学)
    斎藤敬太(跡見学園女子大学)
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