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Date: Tue, 16 Apr 2024 22:41:50 +0900
From: Yukinori Kimoto <yk.kimoto@gmail.com>
Subject: [PSJ-News:00942] 第11回会話分析初級者セミナーのご案内
To: psj-news@pragmatics.gr.jp
Message-Id: <D6491FD7-FAE0-4252-9169-CDDEA351F511@gmail.com>
X-Mail-Count: 00942


日本語用論学会会員の皆さま
(※ML専用アドレスから配信しておりますので、本メールへの返信はご遠慮ください。)

横森大輔先生(京都大学)より、「第11回会話分析初級者セミナーのご案内」を頂きましたので、会員の皆さまにお知らせ致します。
なお、重複してお受け取りの場合は、何卒ご容赦下さい。

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みなさま

下の要領で、第11回会話分析初級者セミナーを開催したいと思います。このセミナーは、会話分析を自身の研究の中心的な方法として採用しようとしながらも、まだ分析の進め方がよく分からないため、体系的に会話分析の訓練を受けたい方々を対象としております。ご興味のある方はふるってご応募ください。また、この案内を関心のありそうな方に転送してください(ただし、メーリングリストへの転送はご遠慮ください)。

日時: 2024年8月2日(金)?8月4日(日)10:00?17:30(予定)
(最終日には、終了後、懇親会を予定しています)

場所: 立命館大学朱雀キャンパス
https://www.ritsumei.ac.jp/accessmap/suzaku/

テーマ: 会話における連鎖組織を中心に

参加費: 無料

講師: 串田秀也(大阪教育大学)・城綾実(立命館大学)・戸江哲理(神戸女学院大学)・林誠(名古屋大学)・平本毅(京都府立大学)・増田将伸(京都産業大学)・横森大輔(京都大学)

【セミナーの目的】このセミナーの目的は、Harvey Sacks, Emanuel A. Schegloff, Gail
Jeffersonらによって開発された「会話分析(Conversation
Analysis)」の方法論に基づくデータ分析の基礎的スキルを養成することです。対象として想定されているのは、「(上の狭義の)会話分析を自分の研究の主たる方法として用いたいと思い、自分なりにデータを分析してみたが、分析をどう進めたら/深めたらよいのかが今ひとつよく分からない」という方々です。つまり、たんに会話分析に関して知識を得たいという関心ではなく、自身の研究のためにそのスキルを身につけたいという方たちです。

(注1)「初級者」ということの意味は、あくまでも上の狭義の「会話分析」の初級者(会話分析の勉強を進めつつも、データ分析の体系的訓練がまだ不足していると感じている方)という意味で、研究一般の初心者という意味ではございません。他方で、セミナーの内容は、『会話分析基本論集』(http://www.amazon.co.jp/dp/4790715019/)の2論文を読まれていることを前提として企画いたします。
(注2)学部の学生のみなさんの応募も歓迎いたしますが、私たちの基本的な目的は、研究者の育成にあります。そのような志向をお持ちの方を優先させていただくことになりますので、ご了承ください。

【セミナーのテーマ】今回は、「連鎖の組織」を中心として、会話の相互行為的組織について考えたいと思います。
(注)「連鎖の組織」をテーマとした過去の初級者セミナー(第1回、第3回、第5回、第7回、第9回)とほぼ同じ内容です。が、若干新しい内容を盛り込むことも計画中ですので、これらの過去のセミナーに参加された方のご応募も歓迎いたします。ただし、他の条件が同じ場合、上記5回の初級者セミナーを受講されていない方を優先させていただくかもしれません。その点、ご了承ください。

【募集人数】会話分析のセミナーは少人数で行わないと十分な効果が期待できないので、参加者数は14名程度としたいと思います。もしも応募者がこの人数を上回ったときには、セミナーの目的への適合性に照らして選抜を行なわせていただきます。したがって、残念ながらご希望に添えない場合もありうること、あらかじめご了解ください。

【事前課題】参加者には、複数の事前課題が課されます(全体で5000字ほどのレポートを提出いただく予定です)。課題の内容は、英語の文献を読んでいただくことや、一定の観点からデータを分析していただくことです。これらを指定の期日(7月10日頃の予定)までに提出することが参加の要件となります。事前課題に取り組んでいただく時間は、1か月ほどになります。

【セミナーの運営】セミナーは、データ分析を中心としたセッションによって構成されます。セミナーの初日と2日目は、復習課題が課されます。限定された日程での集中的なセミナーになりますので、全日程への出席を、参加条件とさせていただきます。

【問い合わせ】ご質問は、下の串田の連絡先にお送りください。

【参加申込】参加を希望する方は、2024年5月15日(水)までに、下記の1)の情報を添えて、2)~5)について全体で1500字?3000字程度でまとめていただいたものを、串田秀也(kushida@cc.osaka-kyoiku.ac.jp)までお送りください。

6月10日頃までに参加者を確定して、ご連絡します。

1) 氏名・所属・メールアドレス
2) 研究主題・研究領域(次の項目を必ず含めてください)
・どのような現象にとくに注目しているか。
・どのようなデータを扱っているか(いつどこで誰が収集したか、どのぐらいの量のものか、も含めてください)。
3) これまでに会話分析について(授業・独学含めて)どのような学習をしてきた か(これまで読まれた会話分析の主要文献名をリストアップする形でお教えください)。
4) 自分なりにデータを分析してみて、どういう点に困難を感じているか。セミナーで学んだことをどのように生かしていきたいか。
5) 全日程出席可能であることも、ご確認ください。

(注1)これまで、ご応募いただいた方のほぼ半数を、残念ながらお断りさせていただいております。どこかで線引きをせざるをえず、ほんとうに残念ながらお断りさせていただいた方も、少なからずいらっしゃいました。これまで、選考にもれた方も、ぜひ積極的にご応募ください。また、本格的に会話分析に着手していなくても、これから積極的に取り組みたいという方のご応募も歓迎いたします。ただし、応募多数の場合は、すでにデータ(とりわけご自身で収集したデータ)の分析に取り組まれている方のほうを優先させていただきますので、その点もご了承ください。

(注2)とくに2)について、一定程度詳細な論述を期待しております。すでに研究を存知あげている方が応募される場合も、すべての応募者に対する公平性を期すため、どのような論述を実際にいただくかを、厳正に拝見させていただく所存です。

多くの方からのご応募をお待ちしております。

串田秀也・城綾実・戸江哲理・林誠・平本毅・増田将伸・横森大輔


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